独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部 セキュリティセンターは7月18日、2013年第2四半期(4月~6月)の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況および相談受付状況」を発表した。ウイルス検出数では、「W32/Mydoom」が全体の約80%を占めた。前四半期と比較しても約22%増加している。また、「W32/Mydoom」に次いで検出数が多かった「W32/Netsky」も全体の約15%を占め、前四半期より約28%増加した。2013年第2四半期の不正プログラム検出数は、正規のソフトウェアなどを装って感染を試みる「Trojan/Horse」、インターネットバンキングのID・パスワードを窃取する「Bancos(届出名:Zeus、Zbot等)」、偽セキュリティソフトの検知名である「Fakeav」、広告を画面に表示させる「Adware」が多く検出された。

2013年第2四半期のウイルス届出件数は1,734件となり、前四半期の1,803件から69件の減少となった。コンピュータ不正アクセス届出状況では、Web改ざん被害の届出件数が引き続き高いレベルとなった。不正アクセス届出件数は51件で、このうち50件に何らかの被害があった。内訳は「侵入」が35件を占め、このうち27件が「Web改ざん」の被害を受けたものであった。相談件数は3,800件で、被害届出の内訳は、「ワンクリック請求に関する相談」が843件(前四半期は721件)、「偽セキュリティソフトに関する相談」が230件(同179件)、「スマートフォンに関する相談」が110件(同85件)などとなっている。

《吉澤亨史》

ScanNetSecurity 7月19日(金)17時7分配信